瀧本哲史『僕は君たちに武器を配りたい』
ついに自己啓発、読んでしまったぁー。。。
まあ、ともあれ、今の私に必要だったから、読めたのでしょう。
瀧本哲史『僕は君たちに武器を配りたい』(講談社、2011年9月)を読みました。
社会観は、『ゼロ年代の想像力』に通ずるものがあります。「なにをするにせよ、決断が求められる社会」像といった点ですね。
著者はこのような環境下で、より能動的に自律した人間として存在していくための術を提示してます。
この能動的に社会にコミットメントしていく人間像に対し疑問を持っていた私ですが、自分自身がなにか為したいことを抱える身の上である以上、
現代においてこのような人間像を否定しえないことに気付きつつある、昨今です。この本は、そこに一つの戦術を表現してくれたものだと思います。
目下の課題は、自分の思考能力の維持です。会社は、思考する場、余地を奪う側面も持っています。私がこれに抗し続けれるかは、
このブログの文面を見れば、わかるでしょう。
正直、ちょっと元気になったのは事実です。たまにだから、こういった本に甘えてみても、許してもらいたいです。
- 作者: 瀧本哲史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/09/22
- メディア: 単行本
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