残憶記

どう過ごしたか記憶が残らない日々を過ごしているわたしが、何かをしていたことを少しでも記録するブログ。

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

つれづれなれど

いいことと悪いことは、交互にきます。最近は、意識的に、よく人と会ったり、外に出たりするようになっていたのですが、 外に出れば、出る分だけ、いいことも悪いこともあります。一方で、部屋にいれば、それほどいいことではないにしろ、予定調和な自由な時…

筒井康隆『日本以外全部沈没』

筒井康隆『日本以外全部沈没』(角川文庫、2006年6月)を読みました。面白いですねぇ〜 アイロニーが効いていました。 農協ツアーは、聞いたことはありましたが、実態はよく知りませんでした。 あんな感じなんですかねw 新宿祭とか、農協ツアーとか、万博と…

北方謙三『波王の秋』

北方謙三『波王の秋』(集英社文庫、1998年11月)を読みました。最も強く、水滸伝が思い起こされた作品でした。 闘い方が絶望的です。対話不可能性が極めて高い。 他の北方南北朝が、味方と敵の描写が書かれた上で対峙させるものであった一方で、 波王水軍が…

北方謙三『陽炎の旗』

北方謙三『陽炎の旗』(新潮文庫、1995年8月)読みました。『武王の門』の続編でしたが、続いていたのは登場人物だけだったように思えました。 この作品は、歴史に舞台を借りたハードボイルドです。 前作との差は、左京に出ています。夢を抱き、喰らわれる者…