残憶記

どう過ごしたか記憶が残らない日々を過ごしているわたしが、何かをしていたことを少しでも記録するブログ。

2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

野田昌宏『発動!タンポポ村救出作戦 銀河乞食軍団 合本版1』

野田昌宏『発動!タンポポ村救出作戦 銀河乞食軍団 合本版1』(早川書房、2009年6月)を読みました。おもしろいですねえ〜 買ってよかったです。読んでよかったです。スペースオペラとありますが、なんでもありなのが銀河乞食軍団。なんでもありだから宇宙…

柴村仁『4Girls』

柴村仁『4Girls』(メディアワークス文庫、2011年1月)を読みました。柴村さんは、『プシュケの涙』から読んでいます。 軽やか文章運びなんだけど内容がちょびっと重い、という感じに受けとっていますが、今作もそうでした。女の子に焦点を当てた作品ですが、…

野尻抱介『サリバン家のお引越し クレギオン4』

野尻抱介『サリバン家のお引越し クレギオン4』(ハヤカワ文庫、2004年5月)を読みました。宇宙での日常の難しさをひっそりと感じさせられるのが、お引越しの場面。 物理的には花壇という大荷物のために繊細なオペレーションが求められることになります。 …

野尻抱介『アンクスの海賊 クレギオン3』

野尻抱介『アンクスの海賊 クレギオン3』(ハヤカワ文庫、2004年3月)も読みました。この作品は、最初から最後までアグレッシブにやらかしてました。 まずは、対海賊船ガスプラ。結局、どっちが海賊かわからない暴れ方というのが気に入りました。 次が、客…

野尻抱介『フェイダーリンクの鯨 クレギオン2』

野尻抱介『フェイダーリンクの鯨 クレギオン2』(ハヤカワ文庫、2004年1月)を読みました。いろいろなことを勉強しているメイが男についても学んじゃう本作。 なんだか淡いラストでしたね。マージとメイが鮪装備を背負って発進していくときのレーネ村の人々…

近況と読書

こんにちは。このごろ仕事もあるため、何か自分の好きなことをまとまってやれる時間がほとんどとれません。 結果として、アニメをみることができない;; 読書のペースも急激に遅くなる;;まあ、これはしょうがないですからね。自分でしっかり時間を作って…

橋本和也『世界平和は一家団欒のあとに10 リトル・ワールド』

橋本和也『世界平和は一家団欒のあとに10 リトル・ワールド』(電撃文庫、2010年6月)を読みました。読んでいたラノベ作品の一つが完結を迎えました。 この作品は全体を通して人と家族の温かみに満ちています。 それがなんだか心地よく読んできました。最終…

鯨統一郎『新・日本の七不思議』

鯨統一郎『新・日本の七不思議』(創元推理文庫、2011年4月)を読みました。このブログを書き始めてから、取り上げた作品についてあまり批判的なことを書いてこなかったのですが、 この作品はいただけませんでした。なんにしろ、おもしろくない。全体的にぼ…

野尻抱介『ベクフットの虜 クレギオン7』

野尻抱介『ベクフットの虜 クレギオン7』(ハヤカワ文庫、2004年11月)も読みました。お仕事参観ってのは新しかったですね。しかも子どもが働いているところを親が見るなんて。 メイの両親がヴェイスを離れて旅立つ場面は読んでいて、うれしくなったもので…

野尻抱介『アフナスの貴石 クレギオン6』

野尻抱介『アフナスの貴石 クレギオン6』(ハヤカワ文庫、2004年9月)も読みました。今回クレギオンシリーズで初めて、地球由来以外の知的生命と出会うこととなりました。 この知的生命は、なんだかかわいかったですね。自分で考えまくって核融合すら実現し…

野尻抱介『タリファの子守歌 クレギオン5』

野尻抱介『タリファの子守歌 クレギオン5』(ハヤカワ文庫、2004年7月)も読み終えました。マージの過去を追うこの話。マージ、一丁前な男になりましたw 作者さんもあとがきに書いていたように、パイロットの腕が試されるのは大きな気流と抵抗の存在する場…